御祭神

大山咋神(おおやまくいのかみ)『日本書紀』

 

  • 名前の「くい」は杭のことで、大山に杭を打つ神、すなわち里山の所有者を意味する地主神。また、実りをもたらす大年神の子であり、農耕(治水)を司る神とされる。神話や伝承によると醸造の神としても有名で、子孫繁栄の御神徳がある。
  • 比叡山・延暦寺の守護にはじまり、京の都や江戸の鬼門を守護する役割を担ったことから要地の守護に用いられることが多い。それが転じて、家内安全や地域鎮護の神として篤い崇敬を集めてきた。

主な御神徳

家内安全 五穀豊穣 厄除け 家系繫栄 醸造守護

 

 

社伝略記

大同2年(807)鎮座

  • 天台宗開祖最澄が寺院建立するにあたり近江国滋賀郡日枝山(比叡山)に鎮座する山王大権現(現:日吉大社)の御分霊を東金の守護神として鴇ヶ峰(山王台公園)に勧請、山王大権現とお祀りしました。

嘉慶元年(1387)遷座

  • 現在の東金市大豆谷に遷座し、大豆谷村、臺方村、上宿、谷、岩崎、新宿、堀上村、川場村、押堀村の総鎮守の神様として崇敬を集める

慶長19年正月(1614)崇敬

  • 徳川家康公が鷹狩りに来られた折に当神社に三日間参篭して国家安泰、武運長久、一族繁栄を祈願

元和元年11月(1615)崇敬

  • 大坂の陣後、再び鷹狩りに訪れた際に大願成就の御礼として御本殿改築を命じる

元和6年(1620)建立

  • 家康の命を受けた代官高室金兵衛が大工棟梁鈴木佐渡守に下命して現在の御本殿を造営

承応年間(1652~55)御神徳

  • 雄蛇ヶ池の水利問題闘争では御神威により水利権を定め、円満解決に導く

寛文3年(1663)連合祭典

  • 水利問題解決の感謝の意を表すため東金九区それぞれに山車・屋形を繰出して神幸祭に参加する 以来、隔年毎には例祭に併せて連合祭典と称し神輿の渡御、山車・屋形の巡行を行う

元禄8年(1695)神猿ーまさる

  • 日吉神社の正面にある一対の猿は日吉大神のお使いの『まさる』です。元禄8年に建立されました。向かって左の『まさる』は勝ち運を授ける『勝る』。右は厄災を祓う『魔去る』と云われ、氏子・崇敬者から大変愛されています。

寛政年間(1789〜1800)社殿

  • 本殿保存の為、覆殿が建立される。

 参道は樹齢三〇〇~六〇〇年の大杉並木で、近在では稀に見る御神域で参拝者をして自ら襟を正させるような荘厳なる雰囲気を醸し出しています。

 ※参道より見えます建物は手前から拝殿、幣殿、本殿

覆殿となっており、御本殿は覆殿に囲まれています